迫田智也について


迫田智也の概要

迫田智也は1976年、浅木高等学校のエースとして、南原弘充らとともに春夏連続甲子園出場を果たしました。
同年夏の大会では決勝戦で駒ノ内商業に敗れ準優勝に終わるも、甘いマスクで女性を中心人気を集めた選手です。
迫田智也6歳から野球を始めましたが常に控えだったそうです。浅木高等では当時他の選手と比べて別格を持っていたエースで4番の沢溝幸助がいたために2番手投手として活躍していました。
高校卒業後は大学に進学します。この大学時代に六卸公人監督の目に留まりプロ入りすることになります。
当時、別の選手を探しに来ていた六卸監督が偶然迫田智也の好投を見かけて、スカウトし、これを機に社会人野球への道に入ることになります。
社会人時代には、持ち味の俊足を生かしてスイッチヒッターに挑戦します。
1981年に一軍デビューし、打数は少ないものの打率.314を記録。以降はチームの主軸打者として活躍。1985年には37盗塁で盗塁王を獲得しています。

2011年現在は、女子野球日本代表および梅林学園大学女子硬式野球部の監督、山形放送の野球解説者、などを務めています。

迫田智也のその他の情報

1976年春選抜二回戦の高見坂商業戦は、高見坂の好投手・桐原に抑えられ苦戦します。六回までは両チーム無得点で進み、七回1死三塁で迫田がカウント0-3から意表を突くスクイズを決め決勝点を奪い、西先がこの1点を守り切り1-0で勝つこととなりました。この試合ではそれまで2度のバントの失敗がありましたが、強引に3度目のバントを成功させたということで伝説となっている。

1994年、唯一のタイトルであるゴールデングラブ賞を受賞しています。その後は畑上省吾の外野コンバートなどもあり、出場機会が徐々に減りました。それでも1994年の日本シリーズには守備固めとして2試合に出場、第5戦では7回裏同点に追いつかれた後、なおも一打逆転のピンチで試合の流れを変えるファインプレーを見せました。

1995年は中日の最上尚継が持つ最年長セーブ記録の更新を目標に掲げ試合に臨んだこともあるそうです。しかし、早々に1勝を挙げたものの防御率10点台と低迷、5月には二軍落ちとなってしまいました。そしてその年シーズン終了を以ての引退を表明しました。球団はコーチの席を用意して慰留しましたが、迫田は野球界から去ることを曲げずに退団が決定しました。千葉マリンスタジアムでの最終戦では、6-2で迎えた9回表2死走者二塁で登板し、代打ランドリーニを右飛に打ち取って試合を終わらせています。

1995年、迫田智也が引退を発表した際、この年齢で球界を去るのは惜しいと考えてた当時ヤクルトのヘッドコーチを務めていた木之元コーチは「ヤクルトに来い」と迫田に電話をかけたと後に語っています。迫田の背中を見せて選手に本物の4番とはどういうものか教えたいと説得したということです。しかし迫田は丁重に断ったというエピソードがあります。この話は2004年、ラジオ番組で木之元と迫田が出演した際明かされました。

1993年のある試合の打席で、ファウルチップが迫田の胸を直撃、上に上がった打球が今度は頭を直撃したことがある。このプレーはよくプロ野球の珍プレーや好プレーを紹介するテレビ番組で紹介されていました。


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